阪神の逆転の可能性はあるか?球界OBが日本シリーズの行方を予想する


阪急阪神東宝グループ > 阪急阪神ホールディングス > 阪神電気鉄道 > 阪神タイガース ポータル 野球 阪神タイガース(はんしんタイガース、英: Hanshin Tigers)は、日本のプロ野球球団。セントラル・リーグに所属する。本拠地は兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場。 略称は「阪神
268キロバイト (40,847 語) - 2023年11月2日 (木) 11:37


「阪神も強力な打線を持っていますが、オリックスの逆転日本一を予想するOBの意見には興味があります。平野への繋ぎをできるだけ避けるような展開がオリックスにとっては有利なのかもしれませんね。どちらが勝っても熱いシリーズになりそうです!」

山本(写真)、村上の両投手は、この大一番でどんなピッチングを見せるのか(C)Getty Images

 今季のプロ野球日本一を決める「SMBC日本シリーズ2023」は、いよいよ第6戦を迎える。

 ここまで、阪神が3勝2敗と王手をかけており、1985年以来2度目のシリーズ制覇が目前となった。オリックスは、再び本拠地に戻ってのゲームとなるだけに残り2戦で連勝し、逆転での日本一を狙う。


 すでに6戦目の両チーム先発投手も、阪神が村上頌樹オリックス山本由伸と、初戦と同じ顔合わせとなることが発表されている。シリーズが決する可能性のある大一番で、両エースの投げ合いがどんな展開になるのか、試合の大きな見どころの一つだ。

 阪神、オリックスといずれも、先発、リリーフと好投手を揃えながら得点シーンの多い今回の日本シリーズ。それでも、残りのゲームも両軍のピッチャーの出来が勝敗のカギを握るとの、球界OBの予想も伝えられている。

 来季より、プロ野球ファームリーグ新規参加が内定した、オイシックス新潟アルビレックスベースボールクラブ橋上秀樹監督が自身のYouTubeチャンネル橋上秀樹アナライズTV』を11月4日に更新し、今回の日本シリーズについての見解を語っている。

 橋上監督はここまでの5試合について、両チームともエラーからの失点が目立つとして、「意外に点が入るシリーズになっている」と振り返った。

 さらに、「両チームとも、投手の調子がシーズン中よりもあまり良くない。調子の良くない投手が意外に多いという気がします」と印象を語りながら、その中でもオリックスリリーフ陣の内容に言及。3・4戦目にベンチに入らず、5戦目には3失点を喫した山﨑颯一郎に対し、「このシリーズでベンチから外れるというのは、よほど状態が悪いのでは。5戦目には投げましたが、やはり内容は良くなかった」と指摘。故コンディション不良の可能性もあると述べながら「そういった不安もあり、山本がブルペン待機となったのでしょうか」と語った。


 今後の試合については、「継投になったらオリックスは分が悪い」と見通しており、「6戦目の山本、7戦目(先発が予想される)宮城(大弥)が、それぞれ8回まで投げ、中継ぎを挟まずに平野(佳寿)に繋ぐ。そういう展開に持っていきたいですね」と述べている。

 また阪神に対しては「王手をかけている状態であり、あえて6戦目に村上を投げさせる必要は無いのかなと思った」と語っており、「6戦目で決めるつもりでの村上の先発。もし7戦目までもつれた場合は、劣勢を強いられるかもしれない」との見込みを示している。

 その上で、オリックスがここから2勝を挙げての逆転日本一を予想。その理由として、6戦目先発の山本と、7戦目の先発を務める可能性が高い宮城という、日本シリーズWBCの舞台にも立ってきた両投手の経験値の高さを指摘し、「残り試合では両チーム先発投手の経験の差がでるのでは」と分析している。

 過去2試合は終盤で阪神が試合の流れを引き寄せているだけに、やはりオリックスは先発ピッチャーパフォーマンスが生命線となりそうだ。阪神も、エースを立てた6戦目での決着を見据えている。運命の第6戦、山本、村上の今シリーズ2度目の投げ合いは、果たしてどんな展開が繰り広げられるのだろうか。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


阪神が王手をかけた日本シリーズ 球界OBはオリックスの逆転日本一を予想「中継ぎを挟まずに平野に繋ぐ展開に持っていきたい」


(出典 news.nicovideo.jp)