球界OBが強調する「森下に求められる姿勢」が日本シリーズ第2戦で問われる


“阪神ドラ1森下が12球団最速の仮契約 契約金、年俸ともに“満額”契約で「親孝行できたら」 - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年2月9日閲覧。 ^ a b “森下 翔太”. 中央大学硬式野球部. 2020年1月9日閲覧。 ^ “森下翔太(中大)”…
16キロバイト (1,726 語) - 2023年10月29日 (日) 03:41


球界OBが指摘する「森下に求められる姿勢」は、おそらくプロの野球選手としてのプロ意識や責任感、チームへの貢献度などを意味しているのかもしれません。森下選手がまだ若手として成長途中であることを考えると、OBからのアドバイスや指摘はキャリアの向上に役立つものでしょう。森下選手がこれを受け止め、より一層の努力を積み重ねていけることを期待したいです。

森下はルーキーイヤーから10本塁打を放つなど爆発力のある打撃が持ち味(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

SMBC日本シリーズ2023」第2戦が10月29日京セラドーム大阪で行われ、オリックスが初戦のまったく逆スコアとなる8-0で阪神を下し、ともに1勝1敗のタイとなった。

 初戦はエース山本由伸が7失点KOと波乱の幕開けとなったことで第2戦の行方が注目された。オリックス中嶋聡監督はシーズン同様にこの日も打順を大幅に組み替えた。初戦のスタメンから打順が変わらなかったのは「5番DH」の頓宮裕真のみ。ほかは「9番・左翼」で日本シリーズ初出場初先発となった広岡大志、同じく「2番・二塁」で先発起用された西野真弘など。

【関連記事】球団レジェンドOBが巨人のドラフトを採点!1位の西舘勇陽は「逸材」と高評価


 この起用に選手も応えた。3回一死から広岡がチーム初安打となる左前打を放つと、二死二塁から西野が右中間へ先制三塁打を放つ。さらに4回は二死からの四球をきっかけに三者連続適時打とつなぎ一挙、3点を奪い、4-0とリードを広げた。

 圧巻だったのは2戦目に先発した宮城大弥の投球にもある。初戦をエースの山本で落とし、何としても負けられない戦いに臨む中、緩急をつけた投球で粘り強く投げ、6回4安打無失点。試合を作り、鉄壁の救援陣へとつなげた。

 初戦と一転して、鮮やかな完封返しとなったオリックス、また敗れた阪神の戦いぶりについて球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた高木豊氏は30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。その中で日本シリーズ第2戦について語っている。

 両先発の勝敗を分けた差については、ともに好投していたと認めながら〝柔軟さ〟をあげた。この試合では球審の判定が辛めだったことも話題を呼んだ。

 宮城も4回二死一、二塁でシェルドン・ノイジーに投じた内角クロスファイアがぎりぎりでボールと判定されると悔しがるシーンもあったが、すぐさま切り替え、フルカウントから今度はフォークで空振り三振を奪い、反撃の芽をつんだ。

 こういった投球に関して「宮城は色々なボールで勝負していける」と高木氏。一方の西勇輝も持ち球のツーシームを右打者のインサイドにしっかり投げ込むことで、オリックス打線を封じていたが、「左は見極められると苦しそうだった」とした。

 球審の厳しい見極めに対して「宮城は粘れたけど、西はどんどん(制球が)甘くなっていった」とした。宮城は球種にバリエーションをつけて粘り強く阪神打線を打ち取る中、「西は同じボールツーシームでいこうとして甘くなる」ことが勝敗を分けるポイントの一つとなったと見る。


 また打線ではルーキー森下翔太に目を向けた。4回無死一塁では遊撃に強い当たりを放ったが、正面をついて、併殺に倒れた。2日連続で併殺となかなか良い流れを持ってこられないルーキーに関して、「森下に一つ言いたいことは」と前置きしながら、高木氏は4回の場面を取り上げた。

「勝てる選手ならセカンドを狙いにいっている」として、この場面、二塁手の西野がセカンドベース寄りに守っていたため、「右に打っていたら、詰まってもヒットになっている可能性」があったとした。

 そこを「強引に引っぱりにいって」、最悪の併殺という形になったことで森下に対しては「頭を柔軟に働かせれば、もっと野球の幅が広がる」と助言した高木氏。同チャンネルでは幾度となくルーキーの森下を取り上げ、非凡な才能を認めていたとあって、経験を糧とすることを求めた。

 オリックスにとっても負ければ、第3戦以降は阪神の本拠地・甲子園となるため、1勝1敗のタイと流れを引き戻したことは大きい。短期決戦に必要な「シリーズ男」候補、野口、広岡などイキのいい若手も出てきた。今後の戦いの行方も注目となりそうだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


日本シリーズ第2戦考察 球界OBから指摘された「宮城と西の差」「森下に求められる姿勢」とは


(出典 news.nicovideo.jp)