名実ともに「陰のMVP」の称号を手に入れた選手とは?


坂本 誠志郎(さかもと せいしろう、1993年11月10日 - )は、兵庫県養父市出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。阪神タイガース所属。 小学1年生から野球を始め、養父市立養父中学校時代は軟式野球部に所属。 履正社高等学校への進学後、1年時の秋から正捕手となり、2年夏・3年春と2季連続で甲子園大…
28キロバイト (3,265 語) - 2023年10月5日 (木) 14:32


「この選手の存在が球団にとって本当に貴重なんだと思います。陰のMVPと呼ばれるにふさわしいですね。」

坂本は投手陣へのきめ細かいケアも評価されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 10月18日から行われたセCSファイナルS甲子園)は阪神が3連勝、1勝のアドバンテージを加え、4勝無敗で9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。セCSのMVPには10打数5安打1打点と勝負強さを発揮した木浪聖也内野手が輝いたが、球界内からはほかにも貢献が光った選手が指摘されている。

【動画】坂本は6回にも2打席連続となる適時打をマーク、これが決勝打となった


 20日に行われた第3戦も「逆転の虎」だった。3戦とも先制点を奪われながら、粘り強く戦うのがチームスタイル。この日も4回に広島・坂倉将吾の右前適時打を浴び先制を許しながら、4回二死一、二塁でシェルドン・ノイジーが同点の右前適時打、続く坂本誠志郎が勝ち越し適時打を放ち、あっという間に逆転に成功する。

 その後、2ー2で迎えた6回二死一、二塁で再び坂本に右前適時打が飛び出し、勝ち越しに成功。7回は1死満塁の場面で森下翔太が2番手の矢崎拓也から落ち着いて四球を選び、さらに加点、4-2で試合を決着させた。

 戦前からシーズン通り「普通の野球」を貫くとしていた岡田彰布監督。その言葉通り、この試合でも野手は広島投手陣から7つの四球を選び、勝機に結びつけた。

 野球系YouTubeチャンネル「野球いっかん」に出演した阪神OBで昨季まで阪神投手コーチを務めていた野球評論家金村暁氏が阪神の快進撃について触れている。

 21日に更新された動画内では、20日に行われた第3戦に関して「今年の象徴」のような、「守り勝つ野球」ができたとした。

 初回先頭の菊池涼介の鋭い当たりを遊撃の木浪がダイビングキャッチ。手堅い守りでアウトを奪い、投手陣を助けた。 


 また金村氏が注目したのは投手陣をリードした、坂本誠志郎捕手だという。

 この日は6人の継投をサポート、捕手として柔軟なリードで投手を助けたとした。

 3番手に投げた左腕、岩貞祐太に関しては特に力むタイプとした上で、最初のバッターに対し「全球スライダー」で勝負と、うまく力を抜かせるような配球が光ったとした。

 また捕手・坂本の働きに関しては「絶妙なタイミングでマウンドに行く」と投手の状態、心理をよく見極めていることもポイントとした。ときに走者がいない状態でも、〝危ない〟と見れば声をかけにいくことで投手の気持ちを落ち着かせることで失点を防ぐ。こういった姿勢を金村氏は「さすがだな、と思いました」と絶賛。

 結果として、このCSファイナルSファーストSを2連勝で勝ち上がり、勢いのついていた広島打線相手に3戦でわずか4点に抑えるなど、最少失点に抑えるリードが光ったとした。

 MVPには木浪が輝いたが、金村氏もこれを「妥当」と支持した上で、「僕は(MVPは)誠志郎(坂本)かなと思ってました」と最後まで、坂本の攻守にわたっての健闘をたたえていた。

 いよいよ今月28日から始まる日本シリーズの場でも優秀なピッチングスタッフをどう束ねていくのか。扇の要である坂本の存在にも改めて注目が高まりそうだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


「さすがだなと思いました」 阪神CSファイナルS負けなし3連勝の裏で球団OBから絶賛された「陰のMVP」とは


(出典 news.nicovideo.jp)