リリーフになって目覚めた藤浪晋太郎、その背景には山本昌氏の存在があった!
藤浪晋太郎は「リリーフになって踏ん切りがついた」 阪神の臨時 ... - Yahoo!ニュース 藤浪晋太郎は「リリーフになって踏ん切りがついた」 阪神の臨時 ... Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
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【MLB】オリオールズ0-3レッドソックス(9月29日・日本時間30日/ボルティモア)
藤浪は、なぜ覚醒したのか──。オリオールズの藤浪晋太郎投手が9回に3番手として登板した試合で、解説を務めた山本昌氏がその理由に言及した。「藤浪晋太郎 覚醒の秘密に迫る」という企画映像が流れた後、山本氏は「手の通る位置が良くなっている」と話すなど、アスレチックスから移籍後に見られた変化を口にした。
藤浪は、アスレチックスに入団してからしばらくは先発として起用されていた。しかし結果を残すことができず、4月下旬から中継ぎへと転向した。そこから成績が向上し、7月半ばのオリオールズ移籍後は全試合で中継ぎ起用となっている。山本氏が注目したのは、この中継ぎ転向後の変化だった。
「リリーフになって踏ん切りがついたというか、いろんなボールを操らなくても、まずはストレート、力強いボールとスプリットの2つでやれた。今はカット、スイーパーが入ってきたんですけど」
先発とは異なり、リリーフは短いイニングを全力で投げるため、少ない球種で勝負できるようになったことをポイントの一つとして挙げた。もちろん、藤浪のストレートが力強いからこそ可能になったものだろう。さらにこうも話す。
「日本のピッチャーもそうなんですけど、リリーフ専門になるとセット(ポジション)にする。意外とピッチャーってセットポジションのほうが多いんです。二段モーションで軸足に(体重が)乗るようになっているのが改善の理由でしょうね。VTRを眺めていても、手の通る位置が良くなっている。悪くなると遠回りする。上から直接的に投げられるようになっている。このへんじゃないかなと思います」
つまり、セットポジションにしたことで体重が乗るようになり、腕の通りが改善されたというのだ。山本氏は、2019年、2020年の2年間、阪神の臨時投手コーチとして藤浪の指導がある。アスレチックスからオリオールズに移籍して以降も、たびたびやり取りするなど、今でも交流を続ける関係だ。
オリオールズは28日(日本時間29日)のレッドソックス戦で地区優勝を決めたが、10月から始まるポストシーズンにおいて、藤浪の登板はあるだろうか。今季、覚醒を遂げたリリーバー、藤浪の投球に注目したい。
(出典 news.nicovideo.jp)
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