終盤の失点で連敗の原因?阪神の救援陣の手腕に疑問の声
終盤での失点で連敗した阪神 球界OBからは救援陣の内容に心配の声 ... - Yahoo!ニュース 終盤での失点で連敗した阪神 球界OBからは救援陣の内容に心配の声 ... Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
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阪神は9月17日から甲子園で行われたDeNAとの2連戦で初戦を0-1、翌日も2-3で落とし、連敗を喫した。いずれも接戦となった試合展開で、終盤の勝負どころでリリーフ投手が得点を許し、敗れている。
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大量失点ではないものの、今季、阪神のペナントレース制覇の原動力となった救援陣が凌ぎきれずに敗戦となったことで、今後のクライマックスシリーズ、さらにその先の日本シリーズに向け、不安を残す結果となった。
18日のゲームでは、3連投となった石井大智が延長10回からマウンドに登り、2失点で勝ち越しを許した。また、8回に4番手として登板した岩貞祐太も無失点だったものの、打者5人に対し被安打1、2四球でピンチを招いていた。
ともに、今季の登板数は40試合を超えており、これまでも試合の中盤から終盤を任せられてきたものの、このゲームではやや不安定な内容となった。そしてシーズン終盤、優勝決定後で初の連敗となった、この日の結果には球界OBからも辛口のコメントが寄せられている。
阪神、日本ハム、楽天、ソフトバンクで投手コーチを歴任、指導者として高い実績を残してきた佐藤義則氏がYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を9月19日に更新。連敗となったDeNA戦での救援陣の内容について語った。
佐藤氏は、この日敗れた原因として、打線が好機でヒットを打てていないことを挙げてゲームを振り返りながら、話題を阪神のリリーフ陣へと展開。その中で、岩貞には「腕が振れてない、オドオド投げている」と印象を語っており、「右の膝に乗り切れてなくて手が前に出ておらず、身体全体を使っていない。低めのコースが全部、ボールになっている」とこの日のピッチングを分析した。さらに「スライダーがストライクにならなかったらフォアボールになるという感じに見えた」と指摘している。
また、岩貞と、この日の敗戦投手となり前日にも3本のヒットを打たれている石井、両投手に対し「前半戦の勢いで投げられていない」と評しており、その上で「CSとかプレッシャーがかかった試合で前半戦の時のような力を出せるかと言ったら疑問」と述べている。
今後に向けては「ブルペンで投げ込むのか、(修正のための)練習をするのか、自分なりに考えないといけない。試合ではバッターがいるから調子を取り戻すことはできない」として、復調の為に必要な取り組み方を説いていた。
リーグ優勝を決めたものの、今後の短期決戦ではさらに重圧の中での戦いとなることは明らか。シーズンを支えてきたリリーフ陣が、これまで通りのパフォーマンスを出せるか。さらに上の目標を目指すためにはそれこそが最も重要なポイントと言えるだろう。

(出典 news.nicovideo.jp)
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