阪神のVロード成功の陰には、意外なキーマンがいた!その正体とは?


阪急阪神東宝グループ > 阪急阪神ホールディングス > 阪神電気鉄道 > 阪神タイガース ポータル 野球 阪神タイガース(はんしんタイガース、英: Hanshin Tigers)は、日本のプロ野球球団。セントラル・リーグに所属する。本拠地は兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場。 略称は「阪神
258キロバイト (39,388 語) - 2023年9月4日 (月) 08:23


「陰のキーマンという言葉を初めて知りましたが、なるほど納得です。チームの中で地味な役割を果たしている選手たちがいることで、勝利に繋がっているのですね。注目されることはないかもしれませんが、彼らの存在は大きいです。これからは注目して応援したいと思います!」

中野は走攻守すべてにおいて高いパフォーマンスを示している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神9月5日の中日戦(バンテリンドーム)に8-2と大勝。リードオフマン、近本光司を欠く中、試合への影響が心配されたが、チームの力を結集させ、9月に入って負けなしの4連勝を達成。マジックを「14」とした。

 3日のヤクルト戦で死球を受けた影響で近本はこの日の試合を欠場。代わって1番に入ったドラ1ルーキー森下翔太が躍動した。

【動画】5日の試合、チームは4回に佐藤輝明の三塁打も飛び出し、中日を突き放した


 初回、相手先発、涌井秀章変化球を捉えて左前へはじき返すと、続く中野拓夢が速攻で右中間への適時三塁打を放ち、後押し、先制のホームを踏んだ。

 さらに4回先頭の打席でも森下は中前打を放ち、マルチ安打を達成。この回、チームは森下の安打を契機に3点を奪い、試合を優位に進めた。

 また光ったのは、不動の2番打者、中野の働きにもあった。初回にチームを勢いづける先制適時打を放つと、2点リードの2回二死走者なしの場面では再び涌井を攻略。左前に運び、これが両リーグトップとなる43度目のマルチ安打を記録した。

 今季チームの快進撃の象徴となった「1番・近本」「2番・中野」の1、2番コンビの強みはチャンスメイクや勝負強い打撃など、状況に応じてのケースバッティングができることにある。

 実際に中日に1点を返された直後、4回の第3打席では先頭の森下が安打で出塁すると、続いて打席に入った中野は送りバントをしっかり決めて、走者を前に進める。中日投手陣にプレッシャーを与えるとこの後、佐藤輝明の適時三塁打も飛び出し、この回は一気に3点を加点。中日を突き放した。


 中野にとってプロ3年目の今季はここまで121試合に出場し、打率・291、2本塁打、38打点(5日現在)。特に安打は142安打とトップ岡林勇希(中日)を3差で追い、自身初の最多安打獲得も視野に入れる。

 足を生かした攻撃も持ち味だ。盗塁数は近本(24盗塁)、中野(17盗塁)と阪神の1、2番コンビリーグ1、2位を独占。他球団垂涎の韋駄天コンビチームをけん引している。

 今季から二塁にコンバートと堅実な守備で何度も投手陣を助けてもきた。

 走攻守に優れた不動の2番打者の存在も、Vロードを突き進むチームの大きな支えとなっているのは間違いないようだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


【阪神】Vロードを加速させる 近本でも大山でもない「陰のキーマン」とは


(出典 news.nicovideo.jp)