契約切れ間近の前田健太、日本球界での「復帰先」をOBが分析


前田 健太(まえだ けんた、1988年4月11日 - )は、大阪府泉北郡忠岡町出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのミネソタ・ツインズ所属。愛称はマエケン。 広島時代は沢村栄治賞を2回受賞し、投手三冠王も1回達成。2013年のWBCではエースとして日本代表に貢献した。…
97キロバイト (12,454 語) - 2023年8月6日 (日) 14:24


前田健太が契約切れで日本球界の復帰先が指摘されるのは当然のことです。彼は日本でのプロ野球経験が豊富であり、日本の球界でさらなる実績を積むことは彼にとっても意義深いものでしょう。また、日本球界に復帰すれば、彼の存在がさらなる活気をもたらし、ファンにとっても喜ばしいことでしょう。将来的には指導者やコーチとしても活躍する可能性もあるかもしれません。

前田はかつてエースとして広島を支えた(C)Getty Images

 新井貴浩監督率いる広島が快進撃を続けている。

 広島は8月31日の巨人戦(岐阜)に0-2と敗れ、連勝は4でストップ。しかし3連戦を勝ち越し、首位阪神とは5・5ゲーム差の2位といい位置をキープしている。

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 また就任1年目でナインとの関係性も築き、好循環が認められているチームをめぐって、オフにかつて在籍した大物選手の復帰もささやかれ始めた。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた高木豊氏は30日に自身のYoutubeチャンネルを更新。その中で今シーズン限りでメジャーとの8年契約が終了するツインズ前田健太投手の日本球界復帰の可能性について語っている。

 前田はポスティングシステムを利用して2015年オフに、広島からドジャースと8年契約を結び、移籍。その後、契約が引き継がれる形で20年にツインズにトレード移籍した。移籍した20年はツインズで6勝1敗、防御率2・70の好成績を収めたが、21年9月に右肘を痛めてトミー・ジョン手術を決行。22年は登板なく、今年4月4日マーリンズ戦で1年8カ月ぶりに復帰登板を果たしている。今季ここまでは16試合に登板し、3勝7敗、防御率4・69。

 今季はなかなか勝ち星に恵まれず、苦しいシーズンを送っているが、一部に前田のカープ復帰の可能性が報じられたことを受け、高木氏も「可能性はあると思うよ」と明言。

 前田の現状について、高木氏は「投げる姿を見ていても全力で全部を投げているような」「余力を残しながら投げているのではなくて、全部で向かっていっているという。体も悲鳴をあげだしているんじゃないかな」と危惧する。

 かつて広島を支えたエースも今季で35歳となる。年を重ねたことで「あと3、4年をカープで過ごす。それが一番いいのかな」と、日本球界に復帰するにはいいタイミングだと語った。


 またメジャー帰りで結果を残したといえば、広島には黒田博樹氏の前例もある。前田と同じくエースとしてチームを支え、その後、海を渡り、ドジャースヤンキースで活躍した黒田氏が2014年オフにチームに電撃復帰した際は大きな話題となった。

メジャーからの高額オファーがありながらも、それらを蹴って、復帰を決断。復帰理由には古巣への恩義を伝えたことで〝男気復帰〟ともいわれ、同時期に復帰した現監督の新井氏とともに投打を盛り立て、2016年の25年ぶりのリーグ優勝に結びつけたとされる。

 高木氏も当時に関して「黒田が帰ってきていろんないいものを投手陣たちに教えながら、優勝していった」と振り返った上で、前田についても「マエケンが帰ってきたら広島がそうなりそうな気がするよな。いいものを持ち帰ってくるような気がする」と〝黒田ロード〟の踏襲を期待した。チームは現在も大瀬良大地森下暢仁床田寛樹九里亜蓮と投手王国を築いているが、前田の復帰により有形無形に厚みが増すことが予想される。

 特に右の本格派、森下にとっては前田の復帰により「戻ってくると広島はもうひとつ強くなる。森下がひと皮むけそうな気がする」と、さまざまな好影響をもたらすと高木氏はコメント

 仮に日本球界復帰となれば複数球団の争奪戦となることも予想されるが、この点についても同氏は「マエケンはお金じゃないと思うよ。そういうタイプではない」と黒田氏同様の男気が働くとした。

 すでにチームには同世代で仲のいい秋山翔吾も昨年から加入している。チームの快進撃とともに、ファンにとってはオフに向けて、夢が広がる話ともなりそうだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


今季で契約が切れるツインズ・前田健太に球界OBから指摘される日本球界の「復帰先」とは


(出典 news.nicovideo.jp)