岡田阪神、マジック点灯直後に2連敗!球界OBが指摘する“苦境”の真相とは?


阪急阪神東宝グループ > 阪急阪神ホールディングス > 阪神電気鉄道 > 阪神タイガース ポータル 野球 阪神タイガース(はんしんタイガース、英: Hanshin Tigers)は、日本のプロ野球球団。セントラル・リーグに所属する。本拠地は兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場。 略称は「阪神
257キロバイト (39,331 語) - 2023年8月15日 (火) 13:59


「マジック点灯直後の2連敗は、選手たちの緊張感が高まりすぎたことが原因かもしれません。優勝への期待が高まり、プレッシャーを感じる中での試合となると、ミスやミスチャンスが増えてしまうことがあります。OBからの指摘も、この状況を受けて『ちょっと苦しくなってきている』と言われたのかもしれません。選手たちは冷静さを取り戻し、一試合一試合を大切にしていく必要がありますね。」

目指すアレに佐藤輝の活躍は欠かせないピースとされる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神8月18日DeNA戦(横浜)に1-2と逆転負けで2連敗。審判の判定をめぐって荒れ模様のゲームともなった。

 阪神は7月16日以来の連敗を喫した。初回にシェルドン・ノイジーの先制適時打で始まったものの、その後は得点を奪えず。注目を集めたのは1点を追う9回に代走・熊谷敬宥の盗塁死をめぐってのシーンだ。

【動画】18日のDeNA戦、初回にノイジーが適時打をマークしたものの、その1点に終わった


 一死一塁、代走で出た熊谷が二盗を試みるも1度はセーフと判定されたものの、DeNA側のリクエストの末にセーフと覆された。遊撃を守る京田陽太の足が二塁ベースをふさぐ形になったようにも見えたが、走塁妨害は適用されず。

 怒りが収まらない岡田彰布監督は審判団に猛抗議したものの、そのまま試合には敗れた。虎ファンフラストレーションが抑えきれなかったのか、試合終了後にはグラウンドに物が投げ込まれ、DeNAヒーローインタビュー中に一部ファンが「六甲おろし」を大声で歌うなどの〝場外乱闘〟も起きる、何とも後味の悪いゲームとなってしまった。

 現在マジック28と、18年ぶりの優勝に向かって進んでいるチームの今後については球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた高木豊氏は18日に自身のユーチューブチャンネルを更新。その中で阪神の戦いぶりについて触れている。

 15日からの週前半戦の各球団の戦いぶりを振り返る企画の中で、同氏が阪神に目を向けたのは、今季初めて優勝マジックを点灯させた16日、翌17日の試合にあった。


 同2試合は広島3連戦の初戦、15日の試合で攻守で精彩を欠いたプレーを見せた佐藤輝明をスタメンから外し、外野手登録の小野寺暖が三塁で起用された。その小野寺は3番に入った16日が5打数無安打、17日は5番にノイジーが入り小野寺が6番に下がったが、クリーンアップの打順を固定できないことも流れを呼び込めない要因にもなっていると見る。

 「打順の組み方に(指揮官の)迷いがあるのかなという気もするし、ちょっと阪神も苦しくなってきているというのがうかがいしれるかな」と高木氏は語る。

 ここまで独走状態を続けてきた阪神のわずかなほころびを指摘してみせた。キーマンは佐藤輝だろう。開幕前から4番・大山悠輔とともに若き長距離砲のクリーンアップ固定は新チームの基本方針として、指揮官も繰り返し、公言してきた。しかしフタを開けてみれば、前半戦にも不振のためファーム落ちを余儀なくされるなど、安定した成績を残せず。「6番・三塁」として3試合ぶりにスタメン復帰した18日の試合ではマルチ安打マークしたが、ここからの勝負どころでチームを支える主軸としての活躍が期待されている。

 チームにとってもここからはマジックを減らしながら、神経を使う戦いが続く。無事ゴールテープにたどりつけるか、岡田監督のタクトにも引き続き注目が集まりそうだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


岡田阪神 マジック点灯直後に2連敗 球界OBから「ちょっと苦しくなってきている」と指摘される理由とは


(出典 news.nicovideo.jp)