チーム本塁打5位もリーグトップ得点!球界OBが見る阪神の攻撃力の秘密とは?


木浪 聖也(きなみ せいや、1994年6月15日 - )は、青森県青森市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。阪神タイガース所属。 青森市立篠田小学校1年時に、軟式野球チームの「安田ヤンヤン少年野球チーム」へ入団し野球を始めると、3年時まで主に二塁手、4年時以降は投手を務めた。青森山田中学校時代は同校の硬式野球部に所属。…
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「木浪選手の活躍がチームの得点力につながっているんですね。阪神は本塁打数でもトップチームではないけれど、得点はリーグトップというのは驚きです。これからも木浪選手の活躍に期待です!」

打率.289を残す木浪の存在が打線のつながりを生んでいる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神8月12日ヤクルト戦に勝利して連勝を9まで伸ばし、2位広島とのゲーム差を7まで広げた。現在貯金23と着実に優勝街道を突き進んでいる今年の阪神。その強さの要因として盤石な投手陣もさることながら、得点力の高さも挙げられる。

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 阪神は12日時点でチーム本塁打が53本とリーグ5位。1位の巨人(124本)の半分以下ではあるが、リーグトップ396得点をあげている。なぜ本塁打に頼らずにこれだけの点数を稼げているのだろうか。現役時代に大洋(現DeNA)で活躍した高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで、阪神の攻撃陣の強さを解説した。

 まず、「フォアボール数が全然違う」「結局誰かが塁に出ているという感じ」という。阪神はリーグトップの386四球(敬遠も含む)を奪っており、2位のヤクルト342)を大きく引き離している。ヒットが出なくても四球からチャンスを作れることが阪神の強みだと話す。

 とりわけ、「木浪がよく利いてるんだよ」「木浪が上位につないでくる。近本が得点圏打率がトップでしょ」と8番に入ることが多い木浪聖也の名前を挙げ、その貢献度を評価する。木浪はリーグ8位の打率.289ヒットが打てるだけでなく、出塁率.340ととても高い。他球団であれば上位打線を任せられる選手が、下位打線で固定されているのだから得点力が高くなるのも頷ける。


 また、岡田彰布監督の采配にも触れ、「岡田監督は『この試合絶対1点差勝負になる』といったら初回からバントを仕掛ける。それが的確に当たっている」「ここら辺の読みっていうか、深さっていうのはやっぱり感じる」と説明した。

 ヒットホームランを打てなくてもできることをしっかり選手達が全うしたうえで、岡田監督が勝負どころを見極めた采配ができていることが、効率良く点を上げていることにつながっているのだろう。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


「チーム本塁打5位」でも「得点はリーグトップ」の阪神 球界OBは「木浪が利いている」と評価


(出典 news.nicovideo.jp)