阪神の快進撃に球界OBも感嘆「彼らの勝負強さに敬意を」
「阪神の独走になってしまいそう」連勝を続ける阪神の粘りを球界 ... - CoCoKARAnext 「阪神の独走になってしまいそう」連勝を続ける阪神の粘りを球界 ... CoCoKARAnext (出典:CoCoKARAnext) |
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恒例の長期ロード真っ只中でも好結果が続いている。
8月9日、阪神は東京ドームで行われた巨人とのゲームを延長戦の末、5対2で制し、連勝を「6」に伸ばした。
【動画】延長11回にビーディから梅野が勝ち越しの中前打を放った場面
試合は中盤まで0対0で進むも、7回に巨人の中田翔、8回には阪神の中野拓夢に本塁打が飛び出すなど終盤にゲームが動き、9回を終え2対2で延長に突入。その後、阪神が11回の満塁の場面で梅野隆太郎の当たりがセンターゴロとなるもランナーが還り勝ち越しに成功。続く木浪聖也にもタイムリーが飛び出しリードを広げた。巨人はその裏、得点を返すことができず前日に続いての連敗となった。
阪神は7回裏、中田に逆転2点本塁打を許すも、中野の同点弾で試合の流れを取り戻し、延長で勝ち越しという、首位チームとしての強さをみせた。一方の巨人は、上位打線の出塁がほとんどみられず、阪神投手陣に6安打2得点に抑えられている。
今季、ここまでの阪神、巨人それぞれの勢いが表れる結果となったこのゲーム、両チームの試合運びについて球界OBが見解を述べている。
「阪神の強さが出た、粘り勝ちのゲームだった」
試合をそう振り返っているのは、現役時、阪急やオリックスで通算165勝を挙げ、引退後は阪神の投手コーチも務め2003年のリーグ優勝にも貢献した佐藤義則氏だ。YouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を8月10日に更新。阪神の勝利の要因や、巨人の戦い振りについてコメントしている。
佐藤氏は同点本塁打を放った中野の攻守でのパフォーマンスや、阪神打線の要所での右打ちやランナーの走塁の意識の高さを称えながら「勝っているチームと、勝ったり負けたりのチームの差が出た内容だった」と試合を評している。
また、敗れた巨人に対しては「バッターはみんなボール(球)を振る確率が高かった」「岡本(和真)の前に塁を埋めないとなかなか点が入らない」と迫力を欠いた打線への印象を述べており、さらに打撃陣全体を振り返り「淡々とアウトになって、悔しさがない」と指摘した。
その上で、試合途中から出場し9回と11回で2度、三振に倒れたオコエ瑠偉については「楽天で一緒にやっていたけど、(今日は)途中から出て来てワンバンや顔の辺りを振る。2打席目は見逃しで3球三振。そういうのをみていると勝てる要素がない」と苦言を並べている。
佐藤氏は阪神のそつのない攻撃や巨人打線の低調ぶりを語りながら「阪神に先行されたら追いつけないような打線になっている。もうちょっと頑張って」と巨人への激を飛ばしつつ、「阪神がこのまま独走になってしまいそう」とも語っていた。
巨人は拙攻が目立ちこの日の敗戦で勝率が5割に。敵地での戦いでも白星が続く阪神は、いよいよ貯金を20の大台に乗せている。
(出典 news.nicovideo.jp)
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