阪神のリリーフ陣が躍動!首位攻防戦で勝利に貢献


阪急阪神東宝グループ > 阪急阪神ホールディングス > 阪神電気鉄道 > 阪神タイガース ポータル 野球 阪神タイガース(はんしんタイガース、英: Hanshin Tigers)は、日本のプロ野球球団。セントラル・リーグに所属する。本拠地は兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場。 略称は「阪神
257キロバイト (39,331 語) - 2023年7月26日 (水) 20:47


阪神の中継ぎ陣は本当に頼もしかったです。序盤の先発が苦しんだ場面でも、粘り強く相手打線を抑え続けていたのが勝利につながったのだと思います。

首位をキープした阪神。長期ロードでの岡田監督の采配にも注目だ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 8月30日甲子園球場での阪神対広島のゲームは、首位を走る阪神が4対2で勝利した。首位攻防3連戦を2勝1分けという結果で終えた阪神は、2位広島に1ゲーム差をつけ、リーグ首位の座を守り8月を迎えることとなった。

 阪神は1対1で迎えた6回裏の攻撃、広島先発の大瀬良大地を攻め、森下翔太の2点本塁打やノイジーのタイムリーヒットで勝ち越しに成功。阪神は伊藤将司が7回まで1失点と好投し、8回に2点目を奪われ、なおも一死2・3塁のピンチの場面で、鍛冶屋蓮がマウンドヘ。ここで菊池涼介鍛冶屋が1球でセカンドフライに仕留め、今度は島本浩也に替わると、その島本が秋山翔吾ショートフライに打ち取り、継投で見事に失点を防いだ。9回には岩崎優が広島打線を3人で抑え、4対2のまま阪神が勝利をおさめている。

【動画】首位攻防戦で会心の一打!森下翔太の勝ち越し2ランの映像


 7月最後のカードとなった対広島戦、首位を争うライバルとの3連戦を負けなしで終え、若手の台頭もみられたオールスター明けからのここまでの戦い。投打が噛み合いをみせてきている中、球界OBからはゲーム中盤を支えるリリーフ陣を称える声も挙がっている。

 現役時、阪急、オリックスで主力投手として活躍し、引退後は阪神、日本ハムなどで投手コーチを歴任した佐藤義則氏がYouTubeチャンネル佐藤義則チャンネル』を7月31日に更新、広島とのゲーム存在感をみせた鍛冶屋、島本の好救援を振り返った。

 8回、一打同点の場面で広島の菊池、秋山と打線を牽引する両ベテランに対し、鍛冶屋、島本が安打を許さずピンチを切り抜けた結果に、佐藤氏は両投手に対し「鍛冶屋と島本が完璧に、頑張ってくれた」とコメント。「この2人のピッチングが今日の中では最高だったんじゃないか」と賛辞を贈っている。


 また、秋山を6球で打ち取った島本のピッチングには、ひざ元へ投じている初球のストレートが効果的だったと評価。佐藤氏は「コースに投げることが出来た島本も凄いけど、要求した梅野のリードも良かった」と述べている。

 動画では決勝の本塁打を放った森下の活躍も称えながら、佐藤氏はこの中継ぎ2人の好投を「この日の勝因」と絶賛。さらに「(最近の)6試合中、5試合を投げている。よく抑えており、この3連戦は(他投手も含め)中継ぎ陣が頑張った」とリリーバーの活躍を評した。

 一度は明け渡した首位の座に、ふたたび返り咲いた阪神は8月からいよいよ長期ロードへと向かう。最も過酷な夏場の戦いでは、投手陣のパフォーマンスがこれまで以上に重要となるはずだ。抜群の安定感を誇る中継ぎ陣の存在こそ、ペナント奪還を目指す阪神の大きな武器と言えるのかもしれない。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


首位攻防戦で2勝1分けの阪神 球界OBはリリーフ陣を高評価「3連戦は中継ぎ陣ががんばった」


(出典 news.nicovideo.jp)